行楽シーズンを目前に控えて、楽しい旅行の計画を立てている人も多いと思います。長距離ドライブを予定している人は、せっかくの楽しい旅行が思わぬ車のトラブルで台無しにならないように、お出かけ前の簡単なセルフチェックをしておきたいですよね。
この記事では、初心者の方でもご自身で安全にできる『日常点検』の具体的な手順を丁寧に解説します。チェック方法だけでなく、『どこを見てOK/NGを判断するか』『異常があった場合の対処法』まで網羅しているので、この記事を読めば、明日からあなたの愛車はもっと安心できるパートナーになります。

STEP1 エンジンルームの点検
まずは車の心臓部、エンジンルームからチェックしていきましょう。ボンネットの開け方がわからない場合は、運転席足元にあるレバー(ボンネットの絵が描いてあります)を引いてから、車外に出てロックを外してください。
【注意!】 点検は必ずエンジンを停止し、平坦な場所で行ってください。走行直後はエンジンルーム内が高温になっているため、少し時間をおいてから作業しましょう。
1. ウィンドウ・ウォッシャー液量の確認
なぜ必要?
フロントガラスの汚れは視界を妨げ、安全運転の大きな妨げになります。特に、虫や鳥のフンなどは放置すると落としにくくなるため、いつでも使えるようにしておくことが重要です。
チェック方法
1.エンジンルーム内にある、扇形のマークが描かれたキャップのタンクを探します。
2.半透明のタンクを横から見て、液量が規定の範囲内(「MAX」と「MIN」の間)にあるか確認します。多くの車ではタンクが白いため、外から液量を確認できます。
判断基準と対処法
液が「MIN」より少ない場合は補充しましょう。ウォッシャー液はENEOSモビリニアのサービスステーションにお立ち寄りの際補充いたします。スタッフまでお尋ねください。
2. ブレーキ液量の確認
なぜ必要?
ブレーキ液は、あなたがブレーキペダルを踏んだ力をブレーキ装置に伝える、命に関わる重要な液体です。これが不足すると、ブレーキが効かなくなる危険性があります。
チェック方法
半透明のリザーバータンクを横から見て、液量が「MAX」と「MIN」の間にあるか確認します。キャップには「ブレーキフルード」などの記載があります。
判断基準と対処法
液量が正常範囲にあればOKです。もし液が「MIN」よりも著しく減っている場合、液漏れやブレーキパッドの摩耗など、専門的な点検が必要なサインです。
ブレーキ液の補充は専門知識が必要なため、ご自身では行わず、すぐにプロの整備士にご相談ください。
3. バッテリー液の量の確認
なぜ必要?
バッテリー液は、エンジン始動や電装品を動かすための電気を作る化学反応に必要な液体です。不足するとバッテリーの性能が低下し、エンジンがかからなくなる原因になります。
チェック方法
1.バッテリー本体の側面にある「UPPER LEVEL(上限)」と「LOWER LEVEL(下限)」の目盛りを確認します。
2.バッテリーを少し揺らして液面が見えるようにし、すべての槽で液がこの範囲内にあるかチェックします。 ※近年主流のメンテナンスフリーバッテリーは、この点検が不要な場合が多いです。
判断基準と対処法
液面が「LOWER LEVEL」より下にある場合は、バッテリー補充液(精製水)を「UPPER LEVEL」まで補充します。バッテリーの性能自体が気になる方は、ENEOSモビリニアの無料点検をご利用ください。 専用のテスターでバッテリーの健康状態を診断します。
4. 冷却水の量のチェック
なぜ必要?
冷却水は、高温になるエンジンを冷やしてオーバーヒートを防ぐ重要な液体です。不足すると、エンジンが高温になりすぎて焼き付きなどの重大な故障につながる可能性があります。
チェック方法
1.エンジンルーム内にある半透明のリザーバータンクを探します。
2.タンクの側面にある「F(FULL)」と「L(LOW)」の目盛りの間に液面があるか確認します。
※絶対に走行直後にラジエーター本体のキャップを開けないでください。 高温の冷却水が噴き出し、大やけどをする危険があります。
判断基準と対処法
液面が「L」より下にある場合は、冷却水を補充する必要があります。車種によって適合する冷却水が異なるため、不安な場合はご相談ください。
5. エンジンオイルの量の確認
なぜ必要?
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑、冷却、洗浄を行う「血液」のような存在です。不足したり劣化したりすると、燃費の悪化やエンジンの焼き付きといった深刻なトラブルに繋がります。
チェック方法
1.エンジンを停止し、5分ほど待ってから作業します。
2.黄色い輪っかが目印のオイルレベルゲージを引き抜きます。
3.ウエス(布)で先端のオイルをきれいに拭き取ります。
4.再度ゲージを奥までしっかり差し込み、ゆっくりと引き抜きます。
5.ゲージに付着したオイルの位置と色を確認します。
判断基準と対処法
量: オイルの付着位置が、先端にある2つの印(またはFとLの刻印)の間にあれば正常です。下側の印より少ない場合は補充が必要です。
汚れ: 新品のオイルは明るい茶色ですが、徐々に黒くなります。黒すぎる場合や、白く濁っている(水が混入している可能性)場合は交換が必要です。
オイル交換や補充は、愛車に合った正しい種類のオイルを選ぶことが非常に重要です。ENEOSモビリニアではお客様の車種や乗り方に最適なオイルをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
STEP2 車の外側の点検
6. タイヤのチェック(空気圧・溝・損傷)
タイヤは、車と地面が接する唯一のパーツです。安全走行の要なので、最も入念にチェックしましょう。
① タイヤ空気圧の確認
なぜ必要?
空気圧が不適切だと、燃費の悪化、タイヤの偏った摩耗、最悪の場合は走行中のバースト(破裂)につながる危険があります。
チェック方法
1.運転席のドアを開けた側面などに貼られている「タイヤ空気圧ラベル」で、ご自身の車の適正空気圧を確認します。
2.ガソリンスタンドの空気入れを使い、指定の空気圧に設定します。
3.タイヤのエアバルブのキャップを外し、空気入れのホースをしっかり押し当てて空気を注入します。
対処法
空気圧は1ヶ月で5〜10%自然に低下します。月1回のチェックが理想です。給油ついでにスタッフにお声がけいただければ、無料で空気圧の点検・調整をいたします。
② タイヤの溝の深さの確認
なぜ必要?
タイヤの溝は、雨の日の路面の水を排出し、スリップを防ぐ重要な役割があります。溝が浅くなると、雨の日にブレーキが効きにくくなり非常に危険です。
チェック方法
タイヤの溝には「スリップサイン」という、使用限界(残り溝1.6mm)を示す目印があります。これが露出していたら即交換が必要です。
③ タイヤの亀裂や損傷の確認
チェック方法
タイヤの接地面と側面全体を目で見て、釘などが刺さっていないか、深い傷やひび割れ(クラック)がないかを確認します。
対処法
溝の深さが限界に達している場合や、深い傷・ひび割れを発見した場合は、安全のために速やかにタイヤ交換が必要です。どのタイヤを選べばいいかわからない場合も、ENEOSにご相談ください。
7. ヘッドライトやブレーキランプのチェック
なぜ必要?
ヘッドライトやブレーキランプは、自分の視界確保だけでなく、他の車に自分の存在や意思を伝えるための重要な装置です。球切れは整備不良となり、追突事故の原因にもなります。
チェック方法
1.ヘッドライト(ロービーム、ハイビーム)、車幅灯、ブレーキランプ、ウインカー(前後左右)、バックランプをそれぞれ点灯・点滅させます。
2.ブレーキランプやバックランプは、誰かに手伝ってもらうか、お店の窓ガラスなどに反射させて一人で確認します。
対処法
球切れを発見した場合、早めに交換しましょう。車種によってバルブの種類や交換方法が異なります。
STEP3 運転席での点検
最後に、運転席に座って簡単なチェックを行いましょう。
8. ブレーキペダルの踏みしろの確認
エンジンをかけた状態でブレーキペダルを強く踏み込み、床との隙間が十分にあるか、フカフカした感触がないか確認します。
9. パーキングブレーキの引きしろの確認
パーキングブレーキ(サイドブレーキまたはフットブレーキ)を操作し、引きしろ(踏みしろ)が多すぎたり少なすぎたりしないか確認します。
10. ワイパーの拭き取り状態の確認
ウォッシャー液を噴射し、ワイパーを作動させます。拭きムラやスジが残らず、きれいに拭き取れるか確認します。
11. エンジンの状態とかかり具合の確認
エンジンをかけ、スムーズにかかるか、異音や異様な振動がないかを確認します。
セルフチェックで不安を感じたら?ENEOSモビリニアの無料安全点検へ
ここまでご自身でのチェック方法をご紹介しましたが、「判断が難しい」「異常が見つかったけどどうしよう」と不安に感じることもあるかと思います。

そんな時は、決して無理をせず、プロにお任せください。
お近くのENEOSモビリニアでは、プロによる無料安全点検を実施しています。給油のついでに、お気軽にお声がけください。お客様の愛車を隅々までチェックし、安心のドライブをサポートします。
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まとめ
愛車の日常点検は、難しい専門知識がなくても、今回ご紹介したような簡単な項目から始めることができます。
ドライブ前だけでなく、月に1回など定期的にチェックする習慣をつけることで、トラブルを未然に防ぎ、いつでも安心して車に乗ることができます。
そして、少しでも不安な点があれば、私たちENEOSのスタッフがいつでもサポートします。日常点検をあなたのカーライフの一部にして、もっと安全で快適な毎日を送りましょう。
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