「ガリッ!」という嫌な音と共に、愛車のドアミラーを壁やポールにぶつけてしまった経験はありませんか?あるいは、駐車場に戻ったら当て逃げされていたという悲しいケースもあるかもしれません。


ドアミラーの破損は、見た目が悪いだけでなく、安全運転に直結する重要な問題です。しかし、いざ交換となると、「費用はいくらかかるの?」「どこに頼めばいい?」「このままの状態で車検は通るの?」「そもそも車両保険は使えるの?」といった疑問が次々と湧いてくるはずです。
ご安心ください。この記事では、それらの疑問や不安を一つずつ、明確に解決していきます。
グラグラなミラーは危険!ガムテープでできる応急処置
ミラーが割れたり、カバーが外れてグラグラしたりしている場合は、走行中の振動で脱落し、後続車や歩行者に危険を及ぼす恐れがあります。
修理工場へ向かうまでの間、最低限の安全を確保するために、ガムテープやビニールテープで固定しましょう。

【応急処置のポイント】
- ミラーが正しい後方確認ができる角度になるように固定する。
- 走行中に剥がれないよう、複数箇所をしっかりと貼り付ける。
- ウインカーランプが内蔵されている場合は、ランプが隠れないように注意する。
※あくまで修理工場まで安全に移動するための一時的な処置です。処置が完了したら、速やかに修理を依頼しましょう。
そのドアミラー、車検に通りません!保安基準のOK/NGライン
まず知っておくべき最も重要なことは、損傷したドアミラーは車検に通らない可能性が高いということです。

道路運送車両の保安基準では、後方を確認するための「後写鏡」について厳密なルールが定められています。ポイントは以下の2点です。
- 鏡が割れている、正しく後方を確認できない状態: これは明確にNGです。ひび割れ程度でも、検査員の判断によっては不合格となります。
- ガムテープなどで固定している状態: 応急処置としては仕方ありませんが、車検には通りません。しっかりと車体に固定されている必要があります。
一方で、ミラーカバーの擦り傷程度であれば、鏡面に問題がなく、鋭い突起などがなければ車検に通ることがほとんどです。しかし、ウインカーが内蔵されているミラーの場合、ランプが点灯しないと不合格になります。
損傷レベル別・依頼先別の費用相場【2026年版】
ドアミラー交換の費用は、「部品代」と「工賃」の合計で決まります。まずは損傷レベルをチェックしましょう。

※注意点: 上記は一般的な車種の目安です。ウインカーやカメラ、ブラインドスポットモニターなどが内蔵された高機能ミラーの場合、部品代だけで10万円を超えることもあります。正確な費用は、必ず依頼先で見積もりを取って確認しましょう。
依頼先による特徴と費用の違い
依頼先により費用や修理完了までの期間が異なります。ご自身の予算やスケジュールに合わせて修理先を選択しましょう。

- ディーラー: メーカーの看板を背負っているため、品質は最高レベル。ただし、部品は純正品のみで、工賃も高めに設定されていることが多いです。
- カー用品店: 全国展開しており、気軽に立ち寄れるのが魅力。社外品の選択肢もあり、ディーラーより費用を抑えられる可能性があります。
- 整備工場・板金塗装業者: 地域に密着したサービスで、融通が利きやすいのが特徴。中古部品(リビルト品)を使って費用を大幅に抑えられることもありますが、工場の技術力に差がある点には注意が必要です。
- ENEOSモビリニア: 全国の店舗でプロの整備士が対応。WEBサイトから料金の目安を確認でき、そのまま予約まで完結できる手軽さが最大の強み。給油や洗車のついでに見積もり相談ができるのも嬉しいポイントです。
見落としがちな追加費用「塗装代」
新品のミラーカバーや中古部品を利用する場合、ボディカラーに合わせた「塗装」が必要になることがあります。この塗装費用は部品代や工賃とは別にかかり、片側あたり15,000円~30,000円程度が相場です。費用を安く抑えようと未塗装の部品を選んだ結果、総額では高くなってしまった、というケースもあるため必ず事前に確認しましょう。
【重要】車両保険は使うべき?等級ダウンの罠
ドアミラー交換で車両保険は使えるのでしょうか?
- 使えるケース:
- 電柱や壁にぶつけたなどの「自損事故」
- 「当て逃げ」(※エコノミー型保険では対象外の場合あり)
- 使えないケース:
- 経年劣化による故障
ここで注意すべきは、「保険を使うと等級が下がり、翌年からの保険料が上がる」という点です。ドアミラー交換の場合、多くは「3等級ダウン」事故として扱われます。
【シミュレーション】修理費5万円のケース

このように、修理費用が5万~7万円程度までの場合は、保険を使わずに自費で支払った方が、結果的に総負担額は安くなることが多いのです。保険を使う前に、必ず保険代理店や修理工場に相談し、保険料がどれくらい上がるのかシミュレーションしてもらうことを強くお勧めします。
自分でできる?DIY交換の全手順と知っておくべき3つのリスク
「なんとか費用を安く抑えたい…」と、DIYでの交換を検討する方もいるでしょう。ここでは、DIYの手順と、挑戦する前に必ず知っておくべきリスクを解説します。
DIYで必要な工具一覧
- 内張りはがし
- プラスドライバー、マイナスドライバー
- ソケットレンチ(またはメガネレンチ)
- マスキングテープ
ドアミラー交換の基本手順
- ドアの内張りを剥がす: ドアミラーの固定ボルトや配線コネクターにアクセスするために、ドアの内側のパネルを外します。
- 配線コネクターを外す: 電動ミラーの配線コネクターを慎重に外します。
- 本体の取り外し: ドアミラーを固定しているボルト(通常3本)を緩めて、本体を取り外します。
- 新しいミラーの取り付け: 新しいミラーを設置し、逆の手順でボルト、コネクター、内張りを元に戻します。
【重要】挑戦する前に!DIYの3つのリスク
手順はシンプルに見えますが、DIYには大きなリスクが伴います。
- 内装やボディを傷つけるリスク: 内張りはがしに失敗してクリップを破損したり、工具でボディを傷つけたりする可能性があります。
- 配線を断線させるリスク: コネクターを無理に引き抜こうとして配線を断線させてしまうと、修理費用がさらに高額になります。
- 取り付け不良のリスク: ボルトの締め付けが甘いと、走行中にミラーが脱落する重大な事故につながる恐れがあります。
結論:最適な選択をするために
ドアミラーの交換は、ただ直せばよいという単純な話ではありません。
- まず安全と車検の基準を満たすこと。
- 費用を抑えたいなら、ディーラーだけでなく整備工場にも相談し、中古部品やリビルト品を含めて見積もりを取ること。
- 車両保険は、修理費用と等級ダウンによる保険料アップを天秤にかけ、慎重に判断すること。
これらの複雑な判断を一人で行うのは大変です。困ったときは、行きつけのガソリンスタンドや信頼できる整備工場など、身近な車のプロに相談してみてください。あなたの状況にとって最も賢い選択肢を、きっと示してくれるはずです。
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