
さて、タイヤサイズは、タイヤの買い替えやタイヤ選びをするうえで欠かせない情報です。しかし、そのサイズってどこで確認できるのか、どのような意味を持つのか知っていますか?この記事でタイヤサイズの基礎知識を学びましょう!
自分の車の「純正タイヤサイズ」を確認する3つの方法
タイヤを選ぶ最初のステップは、自動車メーカーが指定している「純正タイヤサイズ」を正確に知ることです。
- 装着しているタイヤの側面を確認する タイヤの側面(サイドウォール)には、「215/45R18 93W」といった形式で必ずサイズが記載されています。
- 運転席ドアの内側にあるラベルを確認する 運転席のドアを開けた車体側の柱(センターピラー)部分や、給油口のフタの裏側には、メーカーが推奨する標準のタイヤサイズと指定空気圧が明記されたラベルが貼られています。
- 車検証(自動車検査証)の情報を元に調べる 車検証の「型式」欄に記載された情報を元に、自動車メーカーの公式サイトやタイヤ販売店のウェブサイトで適合サイズを検索することができます。
タイヤサイズ表記の各項目の意味

「①215 / ②45 ③R ④18 ⑤93 ⑥W」という表記を例に、それぞれの数字と記号が何を意味するのか見てみましょう。
①タイヤ幅: 最初の3桁の数字「215」は、タイヤの断面幅をミリメートル(mm)単位で示します。

②偏平率について: スラッシュの後の2桁の数字「45」は、偏平率をパーセント(%)で示します。タイヤの断面幅に対する高さの割合のことで、この場合はタイヤの高さが幅の45%であることを意味します。

③構造(ラジアル): アルファベットの「R」は、タイヤの内部構造が「ラジアル構造」であることを示します。乗用車用タイヤのほとんどがこの構造です。
④インチ(リム径): 「R」に続く2桁の数字「18」は、そのタイヤが適合するホイールの直径(リム径)をインチ単位で示します。
⑤荷重指数(ロードインデックス): 最後の2桁の数字「93」は、荷重指数です。規定の条件下でタイヤ1本が支えることのできる最大負荷能力を示す指数で、指数「93」は負荷能力650kgに相当します。この対応表はJATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)等の規格で定められています。
ロードインデックスの最大負荷能力は下表の通りです。

⑥速度記号: 最後のアルファベット「W」は、そのタイヤが走行可能な最高速度を示す速度記号です。記号「W」は、最高速度270km/hまで対応可能であることを意味します。

タイヤ選びで知っておくべき追加情報
タイヤの性能を示す「ラベリング制度」
JATMAが定めている「タイヤのラベリング制度」は、タイヤの「転がり抵抗性能」(燃費への影響、AAA~Cの5段階)と「ウェットグリップ性能」(雨天時のブレーキ性能、a~dの4段階)を等級で示したものです。
タイヤの鮮度を示す「製造年週」
タイヤの側面には「2524」のような4桁の数字が刻印されており、これは「2024年の25週目」に製造されたことを意味します。ゴム製品であるタイヤは経年劣化するため、製造年週は交換時期を判断する上での重要な情報となります。
インチアップと車検の注意点
インチアップの際、道路運送車両法の保安基準を満たす必要があります。3つの重要な注意点を解説します。
注意点1:タイヤの外径とスピードメーターの誤差
タイヤの外径を純正サイズから大きく変更すると、スピードメーターの表示速度と実際の速度に誤差が生じます。この誤差が保安基準で定められた許容範囲(平成19年1月1日以降製造の車では、実速度100km/h時にメーターが100km/h~125km/hの範囲を示すことなど)を超えた場合、車検には通りません。
注意点2:荷重指数(ロードインデックス)の確保
交換するタイヤの荷重指数は、純正で指定されている数値を下回ってはならないと定められています。車両の重量を支える能力が不足するとタイヤの損傷や破裂につながるため、必ず純正と同等以上の荷重指数を持つタイヤを選ぶ必要があります。
注意点3:フェンダーからのはみ出し規制のルール
タイヤおよびホイールが車体から突出することは、保安基準で厳しく制限されています。2017年6月22日に改正された保安基準の細目告示により、以下のルールが適用されました。
- 許容される突出 : タイヤの側面に成形されたラベリング等の部分に限り、突出量が10mm未満であれば許容。
- 許容されない突出: 上記の例外を除き、タイヤの接地面(トレッド)やホイール、ホイールナット、センターキャップといったタイヤ以外の部分が、車体から1mmでも突出することは認められない。
この判断はミリ単位の専門的な計測が必要なため、適切なサイズ変更を行うためにはタイヤを扱う専門店で相談しましょう。
まとめ
タイヤサイズを見るだけで、どんなタイプや性能なのかもわかります。また、サイズの見方や選び方を理解して、より快適なドライブや安全運転をしましょう!
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