タイヤの空気圧管理、本当にできていますか？
タイヤの空気圧は日常的にチェックしていますか？ウェブ上の調査結果によると、7割以上のドライバーが「意識している」と回答しています。しかし、意識はしているものの、実際は多くのドライバーが適切な空気圧で走行していないこともわかりました。
そこで、ここではタイヤの空気圧の重要性や、点検・調整方法について詳しく解説します。
タイヤの空気圧が低いとどんな危険があるの?
空気圧の管理を怠ると、以下のようなトラブルや危険が生じます。
1. 燃費の悪化
正確な空気圧でないとタイヤと路面の間の抵抗が増します。その結果、燃費が悪くなります。
2. タイヤの異常な摩耗
適切な空気圧でないと均一に摩耗しません。したがって、タイヤの寿命が短くなります。
3. ハンドリング性能の低下
ステアリングの反応が悪くなります。また、コーナリング時の安定性も損なわれます。
4. ブレーキ性能の低下
正確な空気圧が維持されていないと問題が起きます。具体的には、ブレーキング時の安定性や効果が低下する恐れがあります。
5. タイヤの内部損傷
空気圧が低すぎると、内部構造が損傷します。そのため、突然のパンクや破裂の原因となることがあります。
6. ハイドロプレーニングのリスク増加
空気圧が不足すると、雨天時に危険が増します。なぜなら、水を排除する能力が低下するからです。その結果、ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。
こちらの記事では、ハイドロプレーニング現象について詳しく述べていますので、気になる方はぜひご一読ください！ スタッドレスタイヤはなぜ滑らない？スリップ原因
7. 乗り心地の悪化
振動や衝撃が直接車体に伝わります。その結果、快適な乗り心地が損なわれることがあります。
8. タイヤの過熱と破裂リスク
低い空気圧では過度にたわみます。それにより、摩擦が増加し、過熱します。最悪の場合、破裂するリスクが増加するのです。
タイヤ空気圧の点検・調整方法を詳しく解説
点検・調整は、ガソリンスタンドに備え付けの調整器具を使えば初心者でも簡単にできます。
空気圧調整器具の使い方（4ステップ）
- 適正空気圧の確認 まず、運転席ドアの内側に貼られたステッカーで適正な空気圧を確認します。
- 目標値の設定 次に、調整器具のダイヤルを操作して目的の空気圧を設定します。
- ノズルの接続 それから、タイヤのバルブキャップを取り外し、ノズルを接続します。
- 自動調整 最後に、機械が自動で空気圧の調整を行います。設定値に達すると自動で停止しますので、とても簡単です。
まとめ：月1回の空気圧チェックで安全運転を
タイヤの空気圧の適切な管理は、安全運転のためにとても重要です。したがって、月1回、または遠出をする前に空気圧の点検・調整を習慣にしましょう。
[関連記事]
- 長距離ドライブ前に必見！ガソリンスタンドでタイヤの空気圧点検
- タイヤがパンク！？いざというときの対処法を知ろう！
- タイヤのひび割れは何が原因？原因や予防策を知っておこう
- タイヤの寿命のサインと正しい見極め方
- スタッドレスタイヤの寿命を左右する！使用上の注意点と保管方法
- スタッドレスタイヤはなぜ滑らない？スリップ原因
- スタッドレスタイヤの正しい保管のしかた
- スタッドレスタイヤの選び方は？ノーマルタイヤとの違いとは？
- スタッドレスタイヤの寿命を左右する！使用上の注意点と保管方法
- 冬の車内を快適に！エアコン暖房の効率アップ術7選
- タイヤローテーションで安全運転と燃費アップを実現！
- タイヤのひび割れは何が原因？原因や予防策を知っておこう
- タイヤがパンク!走行中の前兆から正しい対処法
- タイヤに窒素ガス充填で性能UP！メリットと効果を徹底解説
免責事項
本サイトでは、読者の皆様に有益な情報を提供できるよう努めておりますが、掲載された情報のご利用は、ご自身の判断と責任においてお願いいたします。
また、情報の正確性には万全を期しておりますが、内容を保証するものではありません。リンク先のサイト様が提供する情報についても同様です。
