
出かけようとした朝、エンジンがかからない「バッテリー上がり」。これは誰にでも起こりうるトラブルですが、正しい知識があれば冷静に対処できます。
この記事では、まさに今お困りの方が安全かつ迅速に行動できる解決策と、二度と繰り返さないための予防策を解説します。
緊急診断:今すぐ取るべき最善の行動は?
まずは落ち着いて、ご自身の状況に最適な解決策をご確認ください。
- 自動車保険のロードサービスやJAFに加入していますか?
- 【はい】の場合: 最も安全かつ確実な方法です。すぐに保険会社のサポートデスク、またはJAFへ連絡してください。多くの場合、バッテリー上がりの応急対応は無料で受けられます。
- 【いいえ・わからない】の場合: 次のステップへ進んでください。
- 近くに救援してくれる車(ガソリン車)とブースターケーブルはありますか?
- 【はい】の場合: ご自身で応急処置(ジャンピングスタート)ができる可能性があります。ただし、ハイブリッド車やEVでの救援は重大な故障を招くため厳禁です。 リスクを正しく理解し、安全に作業できる自信がある場合のみ【解決策②】へ進んでください。
- 【いいえ】の場合: 費用はかかりますが、迷わずプロを呼びましょう。【解決策①】をお読みください。
【解決策①】プロに依頼する(最も安全・確実な方法)
専門知識や道具がない場合は、安全を最優先し、プロに依頼するのが賢明です。

- JAF(日本自動車連盟)に依頼する 会員であればバッテリー上がりの応急作業は基本的に無料です。非会員でも依頼可能ですが、料金がかかります。非会員が昼間(8時~20時)に一般道で救援を依頼した場合の料金は21,700円です。
- 自動車保険付帯のロードサービスを利用する 現在ご加入の多くの自動車保険には、無料のロードサービスが付帯しています。バッテリー上がりは「年に1回まで無料」などの規定でカバーされていることが一般的です。まずは保険証券や保険会社のアプリで連絡先を確認してみましょう。
ENEOSカードにご登録いただいたお客様には、ロードサービスもついておりますので今一度、ご入会を検討してみてはいかがでしょうか!
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【解決策②】自分で対処する:ジャンピングスタート
【最重要警告】以下のケースでは、自己判断で絶対に作業しないでください。車両の重大な故障や感電・火災事故につながる危険があります。
ハイブリッド車(HV)・電気自動車(EV)で救援しようとしている場合
これらの車を救援車(電気をあげる側)として使用することは絶対にやめてください。大電流が逆流し、ハイブリッドシステムや電気系統に深刻なダメージを与える可能性があります。
上記に該当しないガソリン車で、安全な作業スペースと正しい知識がある場合のみ、自己責任で実施してください。

- ケーブル接続(赤→黒の順): ①赤いケーブルを故障車のプラス(+)端子に接続。 ②赤いケーブルのもう一方を救援車のプラス(+)端子に接続。 ③黒いケーブルを救援車のマイナス(-)端子に接続。 ④黒いケーブルのもう一方を、**故障車のエンジン本体の金属部分(塗装されていないボルトなど)**に接続します。※引火の危険を避けるため、故障車のバッテリーのマイナス(-)端子には繋がないでください。
- エンジン始動:救援車のエンジンをかけ、5分ほど待ってから故障車のエンジンをかけます。
- ケーブル取外し(逆の手順):エンジンがかかったら、接続した時と完全に逆の順番(④→③→②→①)で慎重に外します。
- 走行充電:エンジンは止めずに、バッテリーを充電させるため、最低でも30分~1時間は走行しましょう。
なぜ?バッテリー上がりの3大原因と再発防止策
その原因を知り、日頃から対策をしましょう。
- 単純な電力の使いすぎ ヘッドライトや室内灯の消し忘れが典型例です。半ドアでルームランプが点灯し続けていた、というケースも少なくありません。降車時には電装品がすべてOFFになっているか確認する習慣をつけましょう。
- バッテリーの寿命(経年劣化) バッテリーは消耗品です。一般的な自動車用バッテリーの寿命は2年~3年が目安とされています。特に、エンジンの停止・再始動を繰り返すアイドリングストップ搭載車はバッテリーへの負担が大きく、寿命が1年半~2年程度とさらに短くなる傾向があります。3年以上交換していない場合や、アイドリングストップ機能の作動が不安定になった場合は、ディーラーやカー用品店での点検を強く推奨します。
- 走行不足による充電不足 車はエンジン停止中も、時計やセキュリティシステムのために常に微量の電気を消費しています。週に一度、数キロ走る程度の「ちょい乗り」ばかりでは、走行による充電量が消費電力を上回らず、徐々にバッテリーが弱ってしまいます。バッテリー上がりを予防するには、少なくとも週に一度、30分程度は連続して走行することが効果的です。
日ごろからこまめな点検を!

行楽シーズンや帰省のタイミングでバッテリーが上がってしまうとせっかくの楽しい旅行も台無しですよね。バッテリーを長く保つ秘訣はとにかく乗る機会を多く、長距離を走ることなのですが、なかなか難しいよ!という方は、ENEOSモビリニアのサービスステーションに行かれた際にぜひ無料点検を実施してみてください!
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