- 私の車、スペアタイヤがない!?パンクした時の正しい対処法をプロが徹底解説
- 1. 【最優先】パンク発生!安全を確保する3ステップ
- 2. そのパンク、修理キットで直せる?【使用可否チェックリスト】
- 3. パンク応急修理キットの正しい使い方
- 4. 【厳守】修理キット使用後の3つの絶対的ルール
- 5. プロに任せるのが最善!ロードサービスを賢く利用する方法
- 6. パンクしても走れる?「ランフラットタイヤ」のメリット・デメリット
- 7. 気になる費用は?パンク修理・タイヤ交換の料金目安
- 8. パンクを未然に防ぐ!プロが教える日常タイヤチェックリスト
- 9. よくあるご質問(Q&A)
- 10. まとめ:正しい知識と日頃の備えで、安心なカーライフを
私の車、スペアタイヤがない!?パンクした時の正しい対処法をプロが徹底解説

「あれ、私の車、スペアタイヤはどこ…?」 給油や洗車の際に、ふとそんな不安を感じたことはありませんか?
実は、近年の新車の多くは、燃費向上や室内空間の確保といった目的から、スペアタイヤの代わり「パンク応急修理キット」を搭載しています。しかし、JAFのロードサービス出動理由では、タイヤのパンクやバーストといったトラブルが依然として上位を占めており、決して他人事ではありません。 (出典:JAF「2022年度 四輪ロードサービス出動理由」)
いざという時に「修理キットの使い方がわからない」「そもそもこのパンクは直せるの?」と路上で途方に暮れることがないよう、この記事ではENEOSのカーメンテナンスサービス「ENEOSモビリニア」が、車のプロの視点から、万が一の事態でも安全かつ冷静に対処するための知識を網羅的に解説します。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
- パンク発生時に、まず何をすべきかという安全確保の手順
- パンク修理キットが「使えるパンク」と「使えないパンク」の見分け方
- 修理キットの正しい使い方と、見落としがちな有効期限
- パンク修理やタイヤ交換にかかる費用の目安
- ロードサービスをスムーズに呼ぶための準備と流れ
目次
- 【最優先】パンク発生!安全を確保する3ステップ
- そのパンク、修理キットで直せる?【使用可否チェックリスト】
- 重要!パンク修理キットの有効期限も確認を
- 【図解】パンク応急修理キットの正しい使い方
- 主流の「応急修理剤(液体)タイプ」
- 市販品に多い「ゴム栓(プラグ)タイプ」とは?
- 【厳守】修理キット使用後の3つの絶対的ルール
- プロに任せるのが最善!ロードサービスを賢く利用する方法
- ロードサービスを呼ぶ前に準備するもの
- 【PR】ENEOSカードならロードサービスが自動付帯!
- パンクしても走れる?「ランフラットタイヤ」のメリット・デメリット
- 気になる費用は?パンク修理・タイヤ交換の料金目安
- ENEOSモビリニアでの参考価格
- パンクを未然に防ぐ!プロが教える日常タイヤチェックリスト
- よくあるご質問(Q&A)
- まとめ:正しい知識と日頃の備えで、安心なカーライフを
1. 【最優先】パンク発生!安全を確保する3ステップ
走行中に「ハンドルがとられる」「異音がする」といった違和感を覚えたら、パニックにならず、以下の手順でご自身の安全確保を最優先してください。
- ハザードランプを点灯:後続車に異常を知らせます。
- 緩やかに減速し、安全な場所へ移動:急ブレーキ・急ハンドルは車両の挙動を不安定にし、非常に危険です。交通の妨げにならない路肩や駐車場などの平坦な場所に停車します。
- 安全な場所へ避難し、後続車へ合図:同乗者をガードレールの外側など安全な場所に避難させます。特に高速道路や自動車専用道路では、停止表示器材(三角表示板)の設置が法律で義務付けられています。 発炎筒も併用し、後続車からの追突を防ぎましょう。
安全が確保できて初めて、落ち着いてタイヤの状態を確認します。
2. そのパンク、修理キットで直せる?【使用可否チェックリスト】
パンク応急修理キットは万能ではありません。無理な使用は、走行中のバーストなど重大な事故につながる恐れがあります。 以下のリストで、修理キットが使えないケースに該当しないか必ず確認してください。
チェック項目 | 状態 | なぜ使えないのか |
損傷場所 | タイヤの側面(サイドウォール)やショルダー部(接地面との境目)の損傷・亀裂 | 側面はタイヤの骨格を支える重要な部分で、構造上修理が不可能です。 |
傷の大きさ | 直径4mmを超える釘穴や、長い切り傷(※キットにより規定値は異なる) | 修理剤が塞ぎきれず、空気が漏れてしまいます。 |
ホイールの状態 | ホイールに曲がりや割れ、変形がある | タイヤとの密着性が保てず、安全に走行できません。 |
パンク後の走行 | 空気が完全に抜けた状態で、ある程度の距離を走行してしまった | タイヤ内部の構造が損傷(引きずり痕など)している可能性が高く、修理は危険です。 |
損傷の状況 | バースト(破裂)している | タイヤ自体が破裂しているため、修理は不可能です。 |
一つでも当てはまる場合は、絶対に修理キットを使わず、直ちにロードサービスを呼びましょう。
重要!パンク修理キットの有効期限も確認を
意外と見落としがちなのが、修理キットに含まれる修理剤(液体)の有効期限です。多くの場合、製造から4〜6年程度で期限が切れます。期限切れの修理剤は、本来の性能を発揮できず、固まっていて使えないこともあります。車検証と一緒に、定期的な確認をおすすめします。
3. パンク応急修理キットの正しい使い方
主流の「応急修理剤(液体)タイプ」

- 準備:パンクの原因となった釘などは、絶対に抜かずに作業します。
- 修理剤の注入:タイヤのバルブに、修理剤ボトルのホースを接続します。
- 空気の充填:修理剤ボトルにエアコンプレッサーを接続し、車のアクセサリーソケットから電源を取ります。エンジンスイッチをONにし、運転席ドア開口部などに記載の指定空気圧まで空気を注入します。
- 走行して馴染ませる:規定圧まで入ったら、薬剤をタイヤ内部に均一に広げるため、時速80km以下で10分程度(または5km程度)ゆっくり走行します。
- 空気圧の再確認:再度安全な場所に停車し、空気圧が大幅に低下していないか確認します。抜けていなければ応急修理は完了です。
市販品に多い「ゴム栓(プラグ)タイプ」とは?

カー用品店などで販売されているタイプです。釘などを抜いた穴に、接着剤を塗ったゴムの栓を工具でねじ込んで塞ぎます。
- メリット:パンク穴を物理的に塞ぐため、修理剤タイプよりは信頼性が高い。
- デメリット:穴をリーマーで広げるなど、作業に力とコツが必要。タイヤへのダメージも大きく、あくまで応急処置である点は変わりません。
4. 【厳守】修理キット使用後の3つの絶対的ルール
重要:パンク修理キットによる修理は、あくまで「最寄りのガソリンスタンドなどの修理先まで自走するための応急処置」です。
- 速度と距離を守る:ほとんどのキットで走行速度80km/h以下、走行距離も制限されています。高速走行や長距離の移動は絶対に避けてください。
- 速やかにプロに点検を依頼する:見た目上は直っていても、タイヤ内部の損傷は判断できません。速やかにENEOSモビリニアのような整備工場に向かってください。
- 修理したタイヤは必ず交換する:応急修理剤を注入したタイヤは、内部の薬剤除去やバランス調整が困難なため、継続使用はできません。 安全のため、必ず新品に交換する必要があります。
5. プロに任せるのが最善!ロードサービスを賢く利用する方法
修理キットが使えない場合や、作業に少しでも不安がある場合は、迷わずロードサービスを呼びましょう。
ロードサービスを呼ぶ前に準備するもの
電話をかける前に、以下の情報を手元に準備しておくと、やり取りが非常にスムーズです。
- 現在地の情報(高速道路なら路線名とキロポスト、一般道なら住所や目印になる建物)
- 車両の情報(車種、ナンバー)
- トラブルの状況(どのタイヤが、どのような状態でパンクしているか)
- JAF会員証や、自動車保険の証券番号
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ENEOSをご利用いただくお客様におすすめなのが「ENEOSカード」です。ENEOSカード(C・P・S)には、365日24時間受付のロードサービスが自動付帯。レッカー移動(10kmまで無料)や路上での応急修理(30分以内無料)など、万が一の際に心強いサービスが備わっています。給油がお得になるだけでなく、「安心」も一緒にご提供します。

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6. パンクしても走れる?「ランフラットタイヤ」のメリット・デメリット
一部の車種では、パンクしても一定距離を走行できる「ランフラットタイヤ」が標準装備されています。
- メリット:路上でのタイヤ交換作業が不要になり、安全な場所まで自走できる。
- デメリット:乗り心地が硬め、タイヤ価格や交換工賃が通常のタイヤより高価になる傾向がある。また、パンクに気づきにくい場合があるため、空気圧警告灯(TPMS)のチェックが非常に重要です。
7. 気になる費用は?パンク修理・タイヤ交換の料金目安
万が一の際に、どれくらいの費用がかかるのか知っておくと安心です。
- 外面パンク修理:1本あたり 2,000円~4,000円程度(修理可能な場合)
- タイヤ交換:タイヤ本体の価格 + 交換工賃(1本あたり2,200円~)
参考:ENEOSモビリニアページリンク [>>タイヤ交換 | サービスを知る | ENEOSモビリニア]
タイヤの価格は、サイズやブランド(国産/輸入、サマータイヤ/スタッドレスタイヤなど)によって大きく変動します。
ENEOSモビリニアでの参考価格
ENEOSモビリニアでは、お客様の車とご予算に合わせた最適なタイヤをご提案します。まずはお見積りだけでも大歓迎です。 [>>お近くのENEOSモビリニアで料金を確認・予約する(タイヤ交換 – エネオスモビリニアサービス予約予約サイトへのリンク)]
8. パンクを未然に防ぐ!プロが教える日常タイヤチェックリスト
トラブルを避ける最善の方法は、日頃の点検です。月に一度、給油のついでにセルフチェックしましょう。
- [ ] 空気圧は適正か? (運転席ドアのシールで指定圧を確認)
- [ ] 溝は十分に残っているか? (スリップサインが出ていないか)
- [ ] 釘や石など、異物が刺さっていないか?
- [ ] タイヤ側面に、ひび割れや膨らみはないか?
ENEOSモビリニアの店舗では、専門スタッフによるタイヤの無料安全点検も実施中です。空気圧調整だけでもお気軽にお立ち寄りください。
9. よくあるご質問(Q&A)
Q. 釘が刺さっているけど空気は抜けていません。どうすればいい? A. 絶対に自分で抜かずに、すぐに最寄りのENEOSモビリニアの店舗にご相談ください。 抜いた瞬間に空気が一気に漏れ出す可能性があります。自走が不安な場合はロードサービスを利用しましょう。
Q. パンク修理キットはどこで買える?有効期限が切れたら? A. カー用品店やディーラーで購入できます。有効期限が切れた場合は、新しいものに買い替えてください。古い修理剤の処分方法は、自治体のルールに従ってください。
Q. ロードサービスを呼んだら、費用はどれくらいかかりますか? A. JAF会員や自動車保険に付帯するロードサービスの場合、規定の範囲内(例:レッカー移動15kmまでなど)であれば無料のケースがほとんどです。非会員での利用や規定を超える場合は、数万円の費用がかかることもあります。
10. まとめ:正しい知識と日頃の備えで、安心なカーライフを
スペアタイヤがない現代の車にとって、パンクへの正しい知識は、安全運転に欠かせないスキルの一つです。
- トラブル発生時は、まず安全確保。
- 修理キットには限界と有効期限があることを理解する。
- キットでの修理は「応急処置」。必ずプロによる点検とタイヤ交換を行う。
- 日頃の空気圧チェックが、最大のパンク予防策。
ENEOSモビリニアは、お客様の安全・安心なカーライフを全力でサポートします。タイヤに関するご相談や、万が一のトラブルの際は、いつでもお近くの店舗までお問い合わせください。
エネオスモビリニアサービス予約 – 全国600店のENEOSモビリニアのお店でご提供するカーメンテナンスサービス予約サイト (yoyaku.eneos-mobilineer.com)
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