自動車を所有している方なら、誰もが一度は耳にする「バッテリー」。しかし、どのような働きをしているのか詳しく知る機会は意外と少ないものです。 今回は、意外と奥が深い「バッテリーの構造」について詳しく深掘りしていきましょう!
1. 自動車用バッテリーの重要な役割
バッテリーは、多くの場合エンジンルームの隅や、車種によってはトランクの下などに搭載されています。その最大の役割は、エンジン始動時に「セルモーター」へ強力な電力を供給することです。

エンジンがかかっていない状態では、ライトの点灯、カーナビの作動、さらには盗難防止装置の維持など、すべての電装品をバッテリー一基で支えています。
ここで一つ、面白い仕組みがあります。バッテリーは「使いっぱなし」ではありません。エンジンが稼働すると、「オルタネーター(発電機)」という装置が回転して電気を作り出します。その電気がバッテリーに送り込まれる(充電される)ことで、減った電力が回復し、次回のエンジン始動に備えることができるのです。
2. バッテリーの主な2つのタイプ
一般的に、私たちが手にする自動車用バッテリーには大きく分けて2つの種類が存在します。

- 開放式バッテリー(標準タイプ) 天面に液を補充するための「栓」があるタイプです。中の電解液が化学反応で蒸発するため、定期的に精製水を補充するメンテナンスが必要ですが、比較的安価で広く普及しています。
- 密閉式バッテリー(メンテナンスフリー / MFタイプ) 内部で発生したガスを液体に戻す構造になっており、液補充の手間が省けます。現在の乗用車では、この手間いらずなタイプが主流となっています。
3. バッテリーの内部構造を深掘り
バッテリーは、単なる電気の箱ではありません。内部は「セル」と呼ばれる6つの部屋に仕切られており、そこには「正極板(プラス)」「負極板(マイナス)」「セパレータ」「電解液」が詰まっています。

バッテリーが電気を生み出すのは、内部で「化学反応」が起きているからです。
- 放電: 蓄えられた化学エネルギーを電気に変えて取り出す。
- 充電: 逆に電気を取り込み、化学エネルギーとして再び蓄える。
このサイクルを繰り返すことで、私たちは毎日スムーズに車を走らせることができます。
4.【注意!】 知っておきたい「劣化」のサイン
ただし、バッテリーは永遠に使えるわけではありません。注意が必要なのは、「使えば使うほど、そして使わなくても劣化する」という点です。
充放電を繰り返すうちに、極板には「サルフェーション(硫酸鉛の結晶化)」という汚れのようなものが付着し、電気を通しにくくさせます。また、車に乗らなくても「自己放電」によって少しずつ電力は失われ、内部の化学物質は刻一刻と変化していきます。
「昨日まで動いていたのに、急にエンジンがかからなくなった」という事態を避けるためにも、構造を知り、定期的なチェックを行うことが大切なのです。
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